全国高等学校駅伝競走大会

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全国高等学校駅伝競走大会

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全国高等学校駅伝競走大会(ぜんこくこうとうがっこうえきでんきょうそうたいかい)とは毎年12月に京都府京都市で開催される駅伝大会である。毎日新聞社主催。全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の一つにもなっている。

1950年に男子のみの大会として初めて開催され、女子の部はそれから39年後となる1989年から開催されるようになった。

現在の都大路(京都)が舞台となったのは1966年からで、それまでは大阪府での開催であった(大阪時代に奈良県もコースに含まれていた時もあった)。

目次 [非表示]
1 概要
2 代表校
2.1 地区代表
3 1区での外国人留学生起用禁止の経緯
4 女子コース
4.1 1区(6.0km) 西京極⇒平野神社
4.2 2区(4.0975km) 平野神社前⇒烏丸鞍馬口
4.3 3区(3.0km) 烏丸鞍馬口⇒室町小前(折り返し)⇒船岡山・北大路口
4.4 4区(3.0km) 船岡山・北大路口⇒北野中前
4.5 5区(5.0km) 北野中前⇒西京極
5 男子コース
5.1 1区(10km) 西京極⇒烏丸鞍馬口
5.2 2区(3.0km) 烏丸鞍馬口河原町丸太町
5.3 3区(8.1075km) 河原町丸太町⇒国際会館前(折り返し)
5.4 4区(8.0875km) 国際会館前(折り返し)⇒河原町寺町
5.5 5区(3.0km) 河原町寺町⇒烏丸紫明
5.6 6区(5.0km) 烏丸紫明⇒北野中前
5.7 7区(5.0km) 北野中前⇒西京極
6 歴代優勝校
7 テレビ・ラジオでの中継
8 参考文献
9 脚注

概要 [編集]
競技は女子の部が午前、男子の部が午後に行われる。

コース発着点となるのが西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場。女子の部はマラソンの半分(ハーフマラソン)の21.0975kmを5人で、男子の部はフルマラソンと同じ42.195kmを7人で繋ぐ。

ともに最長は1区で、女子の部は平野神社前まで、男子の部は烏丸紫明まで走る。折返し地点は女子の部が烏丸鞍馬口の室町小学校前、男子の部は宝ヶ池の国立京都国際会館前である。

この大会に出場した後、翌月の1月に女子は男子の高校駅伝と同じコースで開催される(区間編成は異なる)都道府県対抗女子駅伝に、男子は広島県広島市で開催される都道府県対抗男子駅伝に出場する選手も少なくない。

代表校 [編集]
記念大会を除いた大会では、例年10月中旬〜11月中旬に開催される各都道府県の予選で優勝した47校によって行なわれる。

地区代表 [編集]
5年ごとに行なわれる記念大会では、都道府県代表47校に加えて、地区代表として11地区(北海道・東北・北関東・南関東北信越・東海・近畿・中国・四国・北九州・南九州)から11校が出場する。このため記念大会の出場校は計58校となる。過去には記念大会の特別枠によって出場した学校が優勝した例もある(男子の部の第40回、第45回)。各地区の代表選考については以下のような選考が行なわれる。

北海道地区
 北海道大会の2位となった学校が地区代表となる。
北海道以外の地区
 都府県大会での上位校によって争われる8つの地区大会(東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州)での成績のうち、都府県代表校を除いた上位校を地区代表として選考する[1]。関東及び九州では全国高校総体(インターハイ)の地区分け(北関東と南関東、および北九州と南九州の各地区)に準じて南北各1校、計2校を選考する。
1区での外国人留学生起用禁止の経緯 [編集]
一部の外国人留学生選手を擁する学校は大抵、1区に留学生を配置していた。これが男子の場合は体力差ゆえに日本人選手と大差が開いてしまう場合が多く、結局はその差で最後までの勝負が決まってしまう場合もある。近年大会での例を挙げると、2006年度の第57回大会と2005年度の第56回大会では、この区間に外国人留学生を配置した仙台育英高校(宮城)と世羅高校(広島)で優勝と準優勝を独占している。また、男子の部では2007年までの15年間、外国人留学生選手が1区の区間賞を獲得する状況が続いていた。この状況に対し2008年5月、高体連は女子を含む外国人留学生選手の起用について「1区を除く区間」とした規定に変更を行なった。これにより、2008年の大会から外国人留学生の1区起用は禁止されることになった。是により外国人留学生を1区以外の何処で走らせるかが優勝への最重要ポイントとなった。

女子コース [編集]
西京極陸上競技場発着/京都市立室町小学校前折返し:5区間 21.0975km 大会記録:1時間06分26秒(埼玉栄/1996年)

1区(6.0km) 西京極⇒平野神社前 [編集]
西京極陸上競技場(スタート)→(五条通)→西大路五条→(西大路通)→第1中継所(平野神社前)
区間のなかで最長。中間点の西大路四条から始まる上り坂は、残り1kmの西ノ京円町で激しさを増す。各校とも力があるランナーが走る。
大会規定の変更により、2008年からは1区に外国籍留学生選手を起用することが禁止されている(#1区での外国人留学生起用禁止の経緯参照)。
位 タイム 氏名 都道府県・所属 学年 年次・順位
1 18分52秒 新谷仁美 岡山・興譲館 3年 2005年・区間
2 18分53秒 新谷仁美 岡山・興譲館 2年 2004年・区間
3 19分02秒 オンゴリ・モラー・フィレス 山梨・山梨学院大付属 3年 2004年・区間2位
4 19分04秒 藤永佳子 長崎・諫早 3年 1999年・区間
5 19分09秒 フェリスタ・ワンジュグ 青森・青森山田 2年 2007年・区間
6 19分10秒 アン・ワムチ 宮城・仙台育英 3年 1996年・区間
7 19分14秒 絹川愛 宮城・仙台育英 2年 2006年・区間
8 19分15秒 ワイセラ・ワイリム 愛知・豊川 1年 2007年・区間2位
9 19分16秒 小島江美子 埼玉・埼玉栄 3年 1997年・区間
9 19分16秒 藤永佳子 長崎・諫早 2年 1998年・区間

2区(4.0975km) 平野神社前⇒烏丸鞍馬口 [編集]
平野神社前→(西大路通)→金閣寺道→(北大路通)→堀川北大路→(堀川通)→堀川紫明→(紫明通)→烏丸紫明→(烏丸通)→第2中継所(烏丸鞍馬口
交差点を多く通る区間金閣寺道、堀川北大路、堀川紫明、烏丸紫明と実に4ヶ所も通るのでそれだけ位置取りやカーブの回り方も重要視される。(男子の1区と6区もここを通る)
千本北大路から大徳寺西まで続く船岡山の大上り・大下りは男女共にかなりの負担となる。女子は行きがこの2区、帰りは4区の序盤。(男子は1区と6区が該当する)
位 タイム 氏名 都道府県・所属 学年 年次・順位
1 12分35秒 小林祐梨子 兵庫・須磨学園 3年 2006年・区間
2 12分37秒 小林祐梨子 兵庫・須磨学園 2年 2005年・区間
3 12分42秒 夏原育美 京都・立命館宇治 2年 2007年・区間
4 12分46秒 菅原美和 宮城・仙台育英 3年 1994年・区間
4 12分46秒 田中梨沙 埼玉・埼玉栄 3年 1997年・区間
6 12分52秒 里村桂 埼玉・埼玉栄 3年 1996年・区間
6 12分52秒 小林祐梨子 兵庫・須磨学園 1年 2004年・区間
8 12分53秒 菅原美和 宮城・仙台育英 2年 1993年・区間
8 12分53秒 重友梨佐 岡山・興譲館 3年 2005年・区間2位
10 12分54秒 伊澤菜々花 愛知・豊川 2年 2008年・区間

3区(3.0km) 烏丸鞍馬口⇒室町小前(折り返し)⇒船岡山・北大路口 [編集]
烏丸鞍馬口→(烏丸通)→室町小学校前(折り返し)→(烏丸通)→(紫明通)→(堀川通)→(北大路通)→第3中継所(船岡山・北大路口)
2区と同様に交差点を多く通る区間。烏丸紫明、堀川紫明、堀川北大路と実に3ヶ所も通るので2区同様に位置取りやカーブの回り方も重要視される。
位 タイム 氏名 都道府県・所属 学年 年次・順位
1 9分25秒 鳥海裕子 埼玉・埼玉栄 3年 1996年・区間
2 9分28秒 川上夏紀 兵庫・須磨学園 3年 2008年・区間
3 9分30秒 村岡温子 兵庫・須磨学園 3年 2006年・区間
4 9分35秒 廿野由紀子 埼玉・埼玉栄 3年 1995年・区間
4 9分35秒 西山弥生 兵庫・須磨学園 3年 2004年・区間
6 9分37秒 高島由香 岡山・興譲館 1年 2004年・区間2位
6 9分37秒 高田鮎実 長崎・諫早 3年 2005年・区間
6 9分37秒 阿部有香里 宮城・仙台育英 2年 2006年・区間2位
9 9分38秒 五十嵐妙子 宮城・仙台育英 1年 1994年・区間
9 9分38秒 森垣智子 京都・立命館宇治 3年 1999年・区間
9 9分38秒 村岡温子 兵庫・須磨学園 2年 2005年・区間2位
9 9分38秒 荒井七瀬 京都・立命館宇治 2年 2008年・区間2位

4区(3.0km) 船岡山・北大路口⇒北野中前 [編集]
船岡山・北大路口→(北大路通)→(西大路通)→第4中継所(北野中学前)
スタートしてから紙屋川手前まで一気に上り坂だが、その後は一気に下り坂となる。風は北大路通では右から左に吹いているが西大路通に入ってからは左大文字からの追い風が吹いている。
女子での最大の勝負ポイントは区間の短い3・4区。ここに力のある選手を置けるチームは優勝への近道となる。
位 タイム 氏名 都道府県・所属 学年 年次・順位
1 8分59秒 田中梨沙 埼玉・埼玉栄 2年 1996年・区間
2 9分06秒 伊藤紋 京都・立命館宇治 1年 2007年・区間
3 9分11秒 三田有貴子 千葉・市立船橋 3年 1993年・区間
4 9分12秒 三田有貴子 千葉・市立船橋 2年 1992年・区間
4 9分12秒 浦田佳小里 福岡・筑紫女学園 2年 2002年・区間
6 9分13秒 田中梨沙 埼玉・埼玉栄 1年 1995年・区間
6 9分13秒 藤松郁栄 京都・立命館宇治 2年 1997年・区間
8 9分14秒 広田愛子 兵庫・須磨学園 2年 2006年・区間
8 9分14秒 下村環和 愛知・豊川 1年 2008年・区間
10 9分17秒 藤本知佐 兵庫・須磨学園 1年 2002年・区間2位

5区(5.0km) 北野中前⇒西京極 [編集]
北野中学前→(西大路通)→(五条通)→西京極陸上競技場(ゴール)
最終区はスタートしてから西大路四条までの最初の2kmは下り坂だが、後はゴールの西京極まで平坦(男子7区と全くの同区間)。
位 タイム 氏名 都道府県・所属 学年 年次・順位
1 15分04秒 フェリスタ・ワンジュグ 青森・青森山田 3年 2008年・区間
2 15分31秒 菅野勝子 福島・田村 3年 1998年・区間
3 15分32秒 小島江美子 埼玉・埼玉栄 2年 1996年・区間
4 15分35秒 夏原育美 京都・立命館宇治 3年 2008年・区間2位
5 15分42秒 勝又美咲 兵庫・須磨学園 2年 2002年・区間
6 15分46秒 橋本知子 埼玉・埼玉栄 3年 1997年・区間
7 15分49秒 加藤明子 京都・宇治 2年 1991年・区間
8 15分49秒 高島由香 岡山・興譲館 2年 2005年・区間
9 15分51秒 小林優子 山口・西京 2年 1997年・区間2位
10 15分52秒 ワイセラ・ワイリム 愛知・豊川 2年 2008年・区間3位

男子コース [編集]
西京極陸上競技場発着/京都国際会館前折返し:7区間 42.195km 大会記録:2時間01分32秒(宮城・仙台育英/2004年)

この記録は外国籍留学生選手が出走したという理由で「日本高校国内国際最高記録」として別枠で扱われる。なお、全選手が日本人で構成された最高記録である「日本高校最高記録」は2時間02分18秒(長野・佐久長聖/2008年)である。
外国籍留学生選手を出走させていない学校では、佐久長聖(長野県)や西脇工業兵庫県)、近年頻繁に上位に食い込んでいる豊川工業(愛知県)などが有名であり、毎回優勝候補に数えられる。
1区(10km) 西京極⇒烏丸鞍馬口 [編集]
西京極陸上競技場→(五条通)→(西大路通)→(北大路通)→(堀川通)→(紫明通)→(烏丸通)→第1中継所(烏丸鞍馬口
女子同様に最長区間の1区。男女合わせた全12区間の中で最長の距離を走る。『花の1区』と言われる様に各校共にエースを送り込む所が見どころである。
前半は、わら天神前までの上り坂をどの様に攻略するのかがポイントとなる。後半は金閣寺道、堀川北大路、堀川紫明、烏丸紫明と交差点を4ヶ所も通るので、それだけ位置取りやカーブの回り方も重要視される(進行方向は逆だが、都道府県対抗女子駅伝のアンカー・第9区と同じコースを走る)。
男子・女子とも出場校が58校に増える5年に1度の記念大会ではトラックを走るスタート直後約500mのは勿論、五条通に出るまでの区間では転倒に特に注意が必要となる。
大会規定の変更により、2008年からは1区に外国籍留学生選手を起用することが禁止されている(#1区での外国人留学生起用禁止の経緯参照)。
正月恒例の箱根駅伝では、この区間を経験した選手が活躍する場合も多い。例えば、以前に10000mの高校記録を保持していた上野裕一郎(長野・佐久長聖高校出身)や10000mの高校記録保持者である佐藤悠基(長野・佐久長聖高校出身)のほか、時代をさかのぼればマラソンランナーとして活躍し、箱根駅伝でも圧巻の走りを見せた瀬古利彦(三重・四日市工業高校出身)など数々の名ランナーがいる。
位 タイム 氏名 都道府県・所属 学年 年次・順位
1 27分48秒 ジュリアス・ギタヒ 宮城・仙台育英 2年 1995年・区間
2 27分58秒 ジョン・カリウキ 滋賀・滋賀学園 3年 2004年・区間
3 28分04秒 サムエル・ワンジル 宮城・仙台育英 2年 2003年・区間
4 28分08秒 ジョン・カリウキ 滋賀・滋賀学園 2年 2003年・区間2位
5 28分16秒 メクボ・ジョブ・モグス 山梨・山梨学院大附 3年 2004年・区間2位
6 28分25秒 ジョセフ・ギタウ 広島・世羅 2年 2005年・区間
7 28分27秒 サムエル・カビル 宮城・仙台育英 3年 2001年・区間
8 28分31秒 ミカ・ジェル 宮城・仙台育英 3年 2006年・区間
9 28分33秒 ジュリアス・ギタヒ 宮城・仙台育英 3年 1996年・区間
10 28分38秒 ジェームス・ムワンギ 青森・青森山田 3年 2003年・区間3位
10 28分38秒 ミカ・ジェル 宮城・仙台育英 2年 2005年・区間2位
12 28分39秒 ジョセフ・ギタウ 広島・世羅 3年 2006年・区間2位
13 28分45秒 サムエル・カビル 宮城・仙台育英 2年 2000年・区間
14 28分47秒 ジェームス・ワイナイナ 宮城・仙台育英 3年 1999年・区間
15 28分51秒 メクボ・ジョブ・モグス 山梨・山梨学院大附 2年 2003年・区間4位
16 28分54秒 上野裕一郎 長野・佐久長聖 3年 2003年・区間5位
17 28分55秒 サムエル・ワンジル 宮城・仙台育英 1年 2002年・区間
18 28分57秒 ダニエル・ジェンガ 宮城・仙台育英 3年 1994年・区間
19 29分00秒 ジェームス・ワイナイナ 宮城・仙台育英 1年 1997年・区間
19 29分00秒 マーティン・ワウエル 青森・青森山田 2年 2005年・区間3位

2区(3.0km) 烏丸鞍馬口河原町丸太町 [編集]
烏丸鞍馬口→(烏丸通)→(丸太町通)→第2中継所(河原町丸太町)
5区と並ぶ最短区間であるがチームの流れを決めるポジションであり、この区間に力のあるスピードランナーを起用するチームもある。
コースのほとんどを京都御苑の周回道路で占める。
位 タイム 氏名 都道府県・所属 学年 年次・順位
1 7分55秒 佐藤清治 長野・佐久長聖 2年 1998年・区間
2 8分08秒 松岡政文 兵庫・報徳学園 2年 1988年・区間
3 8分10秒 山口勢一郎 佐賀・白石 2年 1997年・区間
4 8分13秒 佐藤寛人 秋田・秋田経法大附 3年 1992年・区間
5 8分14秒 西田雄士 兵庫・西脇工業 3年 1997年・区間2位
6 8分15秒 地村泰伸 岡山・倉敷 2年 1988年・区間2位
6 8分15秒 宮原崇人 福岡・大牟田 3年 1997年・区間3位
6 8分15秒 伊達秀晃 福岡・大牟田 2年 2002年・区間
9 8分16秒 上野裕一郎 長野・佐久長聖 1年 2001年・区間
10 8分17秒 蔭山啓祐 京都・洛南 3年 1988年・区間3位
10 8分17秒 岡本健吾 岡山・倉敷 3年 1997年・区間4位
10 8分17秒 宮崎貴雅 兵庫・西脇工業 3年 2001年・区間2位
10 8分17秒 西川耕平 兵庫・西脇工業 3年 2002年・区間2位
10 8分17秒 酒井拓弥 熊本・九州学院 2年 2006年・区間
10 8分17秒 藤原章裕 熊本・九州学院 3年 2008年・区間

3区(8.1075km) 河原町丸太町⇒国際会館前(折り返し) [編集]
河原町丸太町→(丸太町通)→(東大路通)→(今出川通)→(白川通)→(宝ヶ池)→国際会館前(折り返し)・第3中継所
1区に次いで長い区間であり交差点を多く通る区間。前半は熊野神社前、百万遍銀閣寺道の順に交差点を3度通るので、1区の後半同様に位置取りやカーブの回り方も重要視される。後半は叡山電鉄跨線橋のアップダウンでの走り方にも注意が必要。
全体的に登りが多い区間でもある。
白川通りは北上するので風は例年だと比叡山からの向かい風となるが、異常に強くなると、高校生ランナーには計り知れない負担となる。
最近はこの3区でトップに立ったチームがそのまま優勝する傾向が多い為に「逆転の3区」と言われる(広島で行なわれる全国都道府県対抗男子駅伝競走大会の「逆転の7区」に対抗して)。
位 タイム 氏名 都道府県・所属 学年 年次・順位
1 22分40秒 サムエル・ワンジル 宮城・仙台育英 3年 2004年・区間
2 23分07秒 ポール・クイラ 宮城・仙台育英 3年 2008年・区間
3 23分14秒 ポール・クイラ 宮城・仙台育英 2年 2007年・区間
4 23分27秒 ジョン・マイタイ 宮城・仙台育英 3年 1994年・区間
5 23分38秒 村澤明伸 長野・佐久長聖 3年 2008年・区間2位
6 23分45秒 マイケル・ギチンジ 青森・青森山田 1年 2008年・区間3位
7 23分52秒 永井大隆 兵庫・西脇工業 3年 2004年・区間2位
8 23分55秒 森賢大 鹿児島・鹿児島実業 2年 2004年・区間3位
9 23分58秒 服部翔大 埼玉・埼玉栄 1年 2007年・区間2位
10 24分00秒 山内朋之 岐阜・中京 3年 1990年・区間
10 24分00秒 一井裕介 熊本・九州学院 3年 2001年・区間
10 24分00秒 大津聖 福岡・大牟田 3年 2001年・区間
10 24分00秒 上村顕斗 熊本・九州学院 2年 2008年・区間4位

4区(8.0875km) 国際会館前(折り返し)⇒河原町寺町 [編集]
国際会館前→(宝ヶ池通)→(白川通)→(今出川通)→(東大路通)→(丸太町通)→第4中継所(寺町丸太町)
3区をほぼ逆走する区間。したがって白川通りは南下となる。風は例年だと追い風となるので、この風をいかにして味方につけるかがポイント。
全体的に下りが多い。
位 タイム 氏名 都道府県・所属 学年 年次・順位
1 22分32秒 ビタン・カロキ 広島・世羅 2年 2008年・区間
2 22分44秒 佐藤悠基 長野・佐久長聖 2年 2003年・区間
3 22分53秒 高井和治 佐賀・白石 3年 2002年・区間
4 22分59秒 鶴里初 宮崎・小林 3年 1989年・区間
4 22分59秒 佐藤秀和 宮城・仙台育英 2年 2003年・区間2位
6 23分07秒 清水将也 兵庫・西脇工業 2年 1997年・区間
7 23分15秒 小島宗幸 兵庫・西脇工業 2年 1992年・区間
7 23分15秒 清谷匠 広島・世羅 3年 2006年・区間
9 23分17秒 小田島真 岩手・一関学院 2年 2006年・区間2位
10 23分19秒 岡部寛之 愛知・豊川工業 3年 2006年・区間3位

5区(3.0km) 河原町寺町⇒烏丸紫明 [編集]
寺町丸太町→(丸太町通)→(烏丸通)→第5中継所(烏丸紫明)
2区の逆走区間。烏丸丸太町からは北上する為に北山からの向かい風が強く吹くことも。
3区の比叡颪同様に、烏丸丸太町から始まる当区の北山颪も風の吹き方が毎年変わる。2区と同様の最短区間であり、後半に位置するためチーム7番目の選手が配されることが多く、選手層の厚さがこの区間の順位を左右する。
この区間区間記録は全区間で最も古く30年以上更新されていない(現在のコースの記録ではないが、高体連区間最高記録としている)。
位 タイム 氏名 都道府県・所属 学年 年次・順位
1 8分22秒 浅井利雄 新潟・小出 3年 1972年・区間
2 8分24秒 藤井翼 長野・佐久長聖 3年 2008年・区間
3 8分26秒 田村優宝 青森・青森山田 2年 2008年・区間2位
4 8分29秒 山田進 山口・鴻城 3年 1961年・区間
5 8分36秒 藤原賢治 兵庫・西脇工業 3年 1989年・区間
5 8分36秒 小島忠幸 兵庫・西脇工業 1年 1992年・区間
7 8分38秒 仁木崇寛 兵庫・西脇工業 2年 2007年・区間
8 8分39秒 鰐渕健二 千葉・市立船橋 2年 1986年・区間
8 8分39秒 笹崎慎一 長野・佐久長聖 2年 2005年・区間
8 8分39秒 藤井翼 長野・佐久長聖 2年 2007年・区間2位

6区(5.0km) 烏丸紫明⇒北野中前 [編集]
烏丸紫明→(烏丸通)→(紫明通)→(堀川通)→(北大路通)→(西大路通)→第6中継所(北野中学前)
おおむね女子の3区と4区を合わせた区間。最後の7区へ向けて後続に対してどれだけの差を開くことが出来るかがポイント。
位 タイム 氏名 都道府県・所属 学年 年次・順位
1 14分14秒 佐々木寛文 長野・佐久長聖 3年 2008年・区間
2 14分16秒 木庭啓 兵庫・西脇工業 2年 1993年・区間
3 14分20秒 佐々木健太 長野・佐久長聖 2年 2007年・区間
4 14分21秒 岡田展彦 兵庫・西脇工業 2年 1994年・区間
5 14分24秒 棟方雄己 宮城・仙台育英 3年 2007年・区間2位
5 14分24秒 田倍憲人 埼玉・埼玉栄 3年 2008年・区間2位
7 14分28秒 林竜司 福岡・大牟田 3年 2002年・区間
8 14分29秒 小柳津幸輝 愛知・豊川工業 3年 2006年・区間
9 14分30秒 神屋伸行 兵庫・西脇工業 3年 1997年・区間
10 14分31秒 尾田賢典 福岡・大牟田 3年 1998年・区間
10 14分31秒 山口浩一 佐賀・白石 2年 2002年・区間2位
10 14分31秒 元村大地 熊本・九州学院 2年 2008年・区間3位

7区(5.0km) 北野中前⇒西京極 [編集]
北野中学前→(西大路通)→(五条通)→西京極陸上競技場
女子の5区とまったく同じ区間
位 タイム 氏名 都道府県・所属 学年 年次・順位
1 13分58秒 森口祐介 兵庫・西脇工業 2年 1998年・区間
2 14分04秒 佐藤清治 長野・佐久長聖 3年 1999年・区間
3 14分06秒 村上孝一 福岡・大牟田 3年 2001年・区間
4 14分10秒 田上貴之 佐賀・白石 3年 2002年・区間
5 14分11秒 大迫傑 長野・佐久長聖 2年 2008年・区間
6 14分16秒 阿江匠 兵庫・西脇工業 3年 2002年・区間2位
7 14分20秒 前田泰秀 兵庫・西脇工業 2年 1994年・区間
8 14分22秒 中安秀人 兵庫・西脇工業 3年 1997年・区間
8 14分22秒 高月雄人 福岡・大牟田 3年 2006年・区間
10 14分24秒 舞田勝義 兵庫・報徳学園 3年 1999年・区間2位

歴代優勝校 [編集]
開催日 男子 女子
回数 優勝校(都道府県) 優勝回数 回数 優勝校(都道府県) 優勝回数
1950年12月27日 1 世羅(広島) 初優勝 (女子の部は1989年から実施)
1951年12月26日 2 世羅(広島) 2年連続2回目
1952年12月26日 3 玉名(熊本) 初優勝
1953年12月27日 4 筑紫野(福岡) 初優勝
1954年12月26日 5* 筑紫野(福岡) 2年連続2回目
1955年12月25日 6 飾磨工(兵庫) 初優勝
1956年12月23日 7 常磐(福岡) 初優勝
1957年12月22日 8 小林(宮崎) 初優勝
1958年12月28日 9 常磐(福岡) 2年ぶり2回目
1959年12月27日 10* 西条農(中国・広島) 初優勝
1960年12月25日 11 小林(宮崎) 3年ぶり2回目
1961年12月24日 12 小林(宮崎) 2年連続3回目
1962年12月23日 13 福岡大大濠(福岡) 初優勝
1963年12月22日 14 中京商(愛知) 初優勝
1964年12月27日 15* 盈進(広島) 初優勝
1965年12月26日 16 福岡大大濠(福岡) 3年ぶり2回目
1966年12月25日 17 中京商(愛知) 3年ぶり2回目
1967年12月24日 18 中京(愛知) 2年連続3回目
1968年12月29日 19 小林(宮崎) 7年ぶり4回目
1969年12月28日 20* 福岡大大濠(福岡) 4年ぶり3回目
1970年12月27日 21 相原(神奈川) 初優勝
1971年12月26日 22 中津商(大分) 初優勝
1972年12月24日 23 世羅(広島) 22年ぶり3回目
1973年12月23日 24 小林(宮崎) 5年ぶり5回目
1974年12月22日 25* 世羅(広島) 2年ぶり4回目
1975年12月21日 26 大牟田(福岡) 初優勝
1976年12月26日 27 大牟田(福岡) 2年連続2回目
1977年12月24日 28 小林(宮崎) 4年ぶり6回目
1978年12月23日 29 小林(宮崎) 2年連続7回目
1979年12月27日 30* 中京商(岐阜) 初優勝
1980年12月21日 31 中京商(岐阜) 2年連続2回目
1981年12月20日 32 報徳学園(兵庫) 初優勝
1982年12月26日 33 西脇工(兵庫) 初優勝
1983年12月25日 34 報徳学園(兵庫) 2年ぶり2回目
1984年12月23日 35* 報徳学園(兵庫) 2年連続3回目
1985年12月22日 36 報徳学園(兵庫) 3年連続4回目
1986年12月21日 37 市立船橋(千葉) 初優勝
1987年12月20日 38 埼玉栄(埼玉) 初優勝 女子
1988年12月25日 39 大牟田(福岡) 11年ぶり3回目 回数 優勝(都道府県) 優勝回数
1989年12月24日 40* 報徳学園(近畿・兵庫) 4年ぶり5回目 1 市立船橋(千葉) 初優勝
1990年12月23日 41 西脇工(兵庫) 8年ぶり2回目 2 群馬女子短大付(群馬) 初優勝
1991年12月22日 42 大牟田(福岡) 3年ぶり4回目 3 筑紫女学園(福岡) 初優勝
1992年12月20日 43 西脇工(兵庫) 2年ぶり3回目 4 市立船橋(千葉) 3年ぶり2回目
1993年12月26日 44 仙台育英(宮城) 初優勝 5* 仙台育英(宮城) 初優勝
1994年12月25日 45* 西脇工(近畿・兵庫) 2年ぶり4回目 6 仙台育英(宮城) 2年連続2回目
1995年12月24日 46 西脇工(兵庫) 2年連続5回目 7 埼玉栄(埼玉) 初優勝
1996年12月22日 47 報徳学園(兵庫) 7年ぶり6回目 8 埼玉栄(埼玉)** 2年連続2回目
1997年12月21日 48 西脇工(兵庫) 2年ぶり6回目 9 埼玉栄(埼玉) 3年連続3回目
1998年12月20日 49 西脇工(兵庫) 2年連続7回目 10* 田村(福島) 初優勝
1999年12月26日 50* 仙台育英(宮城) 6年ぶり2回目 11 筑紫女学園(福岡) 8年ぶり2回目
2000年12月24日 51 大牟田(福岡) 10年ぶり5回目 12 立命館宇治(京都) 初優勝
2001年12月23日 52 仙台育英(宮城) 2年ぶり3回目 13 諫早(長崎) 初優勝
2002年12月22日 53 西脇工(兵庫) 4年ぶり8回目 14 筑紫女学園(福岡) 3年ぶり3回目
2003年12月21日 54 仙台育英(宮城) 2年ぶり4回目 15* 須磨学園(兵庫) 初優勝
2004年12月26日 55* 仙台育英(宮城)** 2年連続5回目 16 諫早(長崎) 3年ぶり2回目
2005年12月25日 56 仙台育英(宮城) 3年連続6回目 17 興譲館(岡山) 初優勝
2006年12月24日 57 世羅(広島) 32年ぶり5回目 18 須磨学園(兵庫) 3年ぶり2回目
2007年12月23日 58 仙台育英(宮城) 2年ぶり7回目 19 立命館宇治(京都) 7年ぶり2回目
2008年12月21日 59 佐久長聖(長野)*** 初優勝 20* 豊川(愛知) 初優勝
2009年12月20日 60* 21 豊川(愛知) 2年連続2回目