仕事関係の「年賀状」正しく書けていますか?

【検索の達人 ■■■】■■■に文字を記入!
高大連携情報誌 調べもの新聞
【ブログ=穴埋め・論述問題】

仕事関係の「年賀状」正しく書けていますか?


年賀状を買うときは「謹賀新年」が無難 Q&Aサイトの「教えて!goo」には、「『迎春』と『あけましておめでとう』を一緒に使っても平気なのでしょうか?」という質問があった。

正しくは、この2つは同様の意味なので「一緒に使うとおかしい」。さらに「迎春」や「賀正」「頌春」などは、「謹賀新年」のような「つつしんで」という敬意の表現が省略されているので、目上の人や取引先などに対して使うものではないようだ。

総合情報サイトAllAboutの「年賀状、書き方の基本ルール」(中山みゆき氏)によると、恩師や取引先には「謹んで年頭のご祝詞を申し上げます」、会社の上司宛や社用の年賀状には「謹賀新年」、友人や知人、同僚には「賀正」などを使うのが無難とのこと。「謹賀新年」や「あけましておめでとうございます」は、目上や目下に関係なく使えるそうなので、印刷用には便利だ。

ところで、取引先の社長に年賀状を送るとき、宛名を「○○課長様」などとしていないだろうか。部署名は名前の右肩に、役職名は名前の上に小さく書くのが正しい。また、「○○株式会社御中 △△様」という宛名を見たことがあるが、「御中」は会社名や部署名を宛先にするときだけ使い、個人名の宛名には使わない。また、株式会社は(株)と略さない。

さらに、「去年」は「去る」という忌み言葉に通じるので、「昨年」「旧年」とした方がよいといったマナーもある。このほか、仕事関係の相手には「お年玉つき年賀ハガキを使うべき」「家族の写真入りの年賀状は送るべきではない」などの意見もあるが、このあたりは相手の顔を思い浮かべながら、お互いの人間関係を踏まえて個別に判断した方がよさそうだ。


【関連記事】

印象に残る年賀状 「手書き」の使い方がカギ
明治大学文学部・齋藤孝教授に聞く
小栗旬も直筆で書いた! 2010年「年賀状」受け付けはじまる
3割の人が「携帯メールで送る」2010年の年賀状